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farsite / 圏外日誌

Gaaoline's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

1ドル30セント

ペンとノートを買おうと、本屋の文具コーナーへ。1ドル30セントの水性ボールペンのコーナー(日本のパイロットのやつ)で、ヒッピー風の中年相手にバイトらしい高校生風のが熱心に商品の解説をしている。青白いニキビ面に妙に伸びたもみ上げ。そのあまりの熱心な解説に、ペンを選ぶフリをして思わず聞き入っちまいました。

「これがこの国でいちばん種類のあるペンです! 見てください! 赤、青、黒、ほらピンク! これは蛍光です! それに金や銀もあるんです!! すごくスムースに書けるんです。なんでか知りません、なんでか知りませんがすごく使いやすいんです!」

うんうんと頷いて聞き入るヒッピー。彼の情熱はいったいどこから来るのか……。

ペンとノートを取ってキャッシャーに行くと、長蛇の列。5台ならぶレジでひとり客をさばくインド人のねーちゃんは、死ぬほどうんざりした顔で30秒おきに呼び鈴を鳴らしてるけど、バイト高校生は1ドル30セントのペンの解説に熱中して一向に気づかない。なんとまあまのぬけたこと。