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Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

食い意地メモ:旬のイチゴとまるごといちごチョコレート

いちごが出まわってるようで、ウチにもひとパック、練乳も揃えて買ってあったんで食べたんだが、どうも釈然としない味。大ぶりで甘味が強く瑞々しい口当たり、つうことなんだろうが、逆に水っぽくて大味、単調な甘さだけが強調されてるように思える。なにより、練乳をつけてもイチゴの甘味が勝ってしまい、あのぺったりした甘さといちごの酸味の混交がまったく楽しめない。いちごの甘さと練乳の甘さが混ざっても、ちっとも美味しくない。これじゃあ練乳の意味が無いじゃないか。むかし食べたようなすっぱくて歯ごたえのある小ぶりのイチゴはないのか。

と、傲慢なことを考えながらコンビニに行って、ふと目にとまった『まるごといちご』というチョコレート菓子。乾燥いちごをホワイトチョコレートでコーティングしている。でェ、こいつがムチャクチャ美味かったのだ。

乾燥の為縮退したのか、それとも売れない小ぶりのクズイチゴを使ったのか、サイズは市販の生イチゴの半分ほどだが、チョコの塊として考えれば十分大きい。ひとくちで口に入れず半分噛み入れる。ザクッとした意外と硬い歯ごたえのあと、口の中に強烈な酸味とイチゴの香りが、ぱっと広がる。これだ! この香りと酸味が欲しかったんだ! そしてざくざくと租借するうちに、ホワイトチョコの甘味が絡み合う。これは美味い。歯ごたえもおもしろい。ちなみにこれ、ひとくちで口に入れて噛まずに溶かしてゆくと、中のイチゴがぶしゅっと潰れて超まずーい。

しかしちくしょう。久々に大ヒットのこの菓子、冬季限定でしかもサークルKオンリーというレア商品。もっと早く知っていれば……。翌日買いだめしようと行ったのだが時すでに遅し、パッケージが変わってバレンタイン商品の棚に移されてしまってる。さすがにコレは買えん……。替わりにブルボンのコピー商品が入ってたがこっちはホワイトチョコの上に更にイチゴソースがコートされてて、逆にこれがわざとらしいイチゴ風味で不味くしている。クソッ! もう冬も終わりだ、一度食べただけのまぼろしの菓子で終わるのか!

  • 朝いちご。
  • 昼なに食べたか忘れた。コロッケパンやったかな。
  • 夜ハタハタとか。日本海の魚とは珍しい。