farsite / 圏外日誌

Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

真剣に歯医者最高

きょうも歯医者。ふたつ見つかった虫歯のうち簡単なほうを、またチャチャっと直してもらう。

恐らく非常に良い先生に当たったんだろうが、歯医者つうのは子供の頃はただただ恐ろしいトコロだったのに、オトナになって来てみると、ドクターが歯に関する専門的な事をわかりやすく解説してくれて、実に知的好奇心を満たされる場所となった。いや実際、楽しかったわ。いやもちろん痛かったけどさ。

で、きょうも新しいガジェットを見せてもらった。昔した詰め物を取って、その下の虫歯を治してまた詰め直すというフツーの治療だったが、後半に「放射器」という聞きなれないアイテムが。術後に思わず聞いてみたら、ドクターは嬉しそうに解説してくれた。小型のハンドドリルっぽい機械で、先端はL字に曲がりライトがついている。その手前にはシールドらしい、半透明オレンジのアクリル円盤がついている。スイッチを入れると青紫の光が出る。青よりの明かり……紫外線……ですかね。それで殺菌を? 「いや、用途は別です。最近はこういうのが一般的になりましてね」 と、もう片方の手の指先にクリーム色のパテをちょっと出す。 「歯の色にそっくりでしょう。これを詰めるんです。で……」 指先に光を数秒当てる。 「こいつは光が触媒なんです。この程度の照射では人体に影響も出ません。ほら、もうカチカチでしょう」 おお!

材質は聞かなかったけど、待合室のポスターにはクロムの代りに自然な色のセラミック複合材を導入と書いてあった。しかしいまから生まれてくる子供は幸せだなあ。金属の詰め物で奥歯が醜く銀色になることはもう永遠にないわけだし、治療時の痛みも格段に減らされた。そもそも虫歯になる確率がぐっと低いだろう。いいなあ。

世の中が快適になってゆくのを目撃できるという意味で、歯医者に通うのは楽しいことだ。

  • 朝パン。
  • どん兵衛
  • 夜ドリア。漫画喫茶で。漫画喫茶でメシなんて悲惨なと思うでしょうが、某友人が恋い焦がれてる可愛い女の子の店員、いやコレがホント万人が同意するぐらい真剣に可愛いいの、がバイトしてて、実はこの店に行くのも最後になりそうだったんでなんか料理を食べてみました。冷凍ドリアだったにも関わらずコゲ過ぎだったけどね。まあ愛嬌があるじゃないの。がんばれ。