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Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

食い意地日誌:蕎麦屋の鮮烈と孤高の焼肉編

昼はおろし蕎麦+あなご天丼セット、そばがき。家族で。地元市で恐らくもっとも定評のある(コストパフォーマンスの良い)店。セットの方はまあふつうの定食屋的味だったが、そばがきがこんなに美味しいとは。「そばがき」以外に例え様の無い感触に、ほんのひとかけら載ったすだちのかけらが強烈。これだけで満腹になれる。

そして夜は全く違う場所・情況で焼肉。生まれてはじめて、独り焼肉というのをやってしまった。自分に景気つけようと思いつい……。いやほんとは石焼ビビンパ食べるだけのつもりだったんやけど……。サムギョプサルにトンタン、普通のヤンニョムカルビ。あとサンチュセットに白飯。サムギョプサルはスーパーに売ってるまんまのベーコンのように薄く長いカタチで出てきた。もっと厚くて短いほうが美味しいと思うんだが。

だいたい豚肉なんだからブランドに拘らず量で欲しい。豚のタンは初見だったが、珍しい味というわけでは無し。牛カルビも日本的に普通。日本の焼肉屋のヤンニョム(というかタレ)は甘ったるいだけでコクが無い。食後にシッケを頼んだがヤクルトコリア製の缶入りのヤツが出てきた。量半分でいいから器に入れてきてくれ……。とまあ不満タラタラだが実はすっげえ楽しかったわ誰にも話しかけられずひたすらガツガツ喰うのって。まさに孤高のグルメの世界。総額2,000円。映画に行くカネがあったらこっちに行ってしまうかもしれない。クセになりそう。

 

  • 朝たまごかけご飯。
  • 昼上記のとおり。
  • 夜上記のとおり。