farsite / 圏外日誌

Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

パチンコデッドフューチャー

駅のホームから見えるボロビルの上に、同じくボロボロの巨大電光掲示板があって、一部バグった赤と緑の大文字が1日じゅう垂れ流されている。パチンコ屋の広告だ。おおむねこんなの。

XXパチンコ主婦の皆様のために日々努力しております! カウンターにはスーパーやコンビニに負けない食品やお米を多数とりそろえています。XXパチンコのよりよい出玉でよりよいお買い物を!

日々の夕食の為に泣く子を脇にタバコを吸いながら一心不乱にパチンコする主婦たちの列が目に浮かぶ。これってすごいロボコップ的未来チックなんだけどなあ、あの駅前はいまひとつ雰囲気がでんなあ。建物もイイ感じですさんでるのに。やっぱケムリか。もうもうと立ち込めるケムリがないとフューチャー感がでないのか。

 

あとパチンコをやらない人間からすると(ニュージーのカジノでビギナーズラックもクソもなかった人間になにができる)、パチンコ屋の『マイレージサービス』ってのも凄い言語感覚だと思う。なにをもってマイルを測るというのか。あ、玉が盤を降りた距離の総計か? 一発で0.5ヤード、3520発で1マイル……案外正解かも。