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Gaaoline's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

映画:ロード・オブ・ザ・リング

観ました。ついに耐えかねて。ホントは友達と行くつもりだったけどキャンセルかかったんで独りで。

で、寝ました。疲れてたの! 物凄く! 前日も徹夜で! それにちょっと冗長なん……あああごめんなさいヤメテヤメテやーめーてー怒らないでー!

いや真面目な話、ホント反省してます。金銭的にも莫大な損失だ。

まあそんなわけで正当な映画の感想はできないんですが、序盤でホビットの村が出てきたところで感動。だってあれ、まんまニュージーランドじゃん! なんか懐かしくてちょっと泣けた。延々と続く緑の芝の丘に所々生える異質な幅の広い広葉樹の組み合わせという、あくまでヨーロッパ的なのにどこか違う、まさしくファンタジーの世界。その風景は実は入植者たちが行ったユーロフォーミングによって現地のジャングルが焼き払われた結果で、あの木々は原生林の名残り。

製作者ピーター ジャクソンがニュージーランド出身ということで、ロケもフルにニュージーなんだけど、巧いことやったなあという感じ。もちろんニュージーがロケ地に選ばれた最大の要因は、人件費が英語圏内いち安いということがあるからだろうけど。それに近年まで放送されていたテレビシリーズ『ヘラクレス・伝説の冒険』と『皇女戦士ジーナ』の功績も大きいだろう。両シリーズとも低予算ながらSFXの多用でファンタジードラマに新しい流れをもたらした優れた作品。あのSFXやロケハンのノウハウを、現地スタッフは7年に渡って積み重ねていったに違いない。

しかし今年のあっちの大学の映画学科にいたらさぞ面白かっただろうなあ。ピータージャクソンの昔作った作品てのは僕も授業中にクリップだけちょっと観た記憶がある。たしか芝刈り機を立てて持って、ゾンビの群れをぎちゃぎちゃに刈ってくシーンだったと。あと主婦が台所の排水口から出てる髪の毛をぎッて引っ張ったら、ゴボジュポっと赤ん坊のかたちをした黒い水垢の塊が飛び出てくるやつ……は、違うヒトの作品だったか?

あと最後の洞窟。あのシーンをみて、なんか妙に冷静になってしまった。ああ、ファミコンの荒いドットで表されたドラクエ2のロンダルキアの洞窟なんかは、実際はこういう姿だったんだろうなあ、と。あの頃の僕は知らなかったけど、あの思いで深いダンジョンたちの原型は、まわりまわって、ココにあるはずなんだなあ。

まあそんなこんなですが、ああ恨めしい。機会さえあればもういちど観たい。堪能したい。と思う次第でございます。