あっというまにSurfaceを使い始めて2週間が経った。こういうレビュー、毎日かければいいんだけれど、そんな時間もないわけで……。
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初代SurfaceRT レビュー: Part1 / Part3 / Surface2 レビュー
今回は細かなハードウェアまわり。
ACアダプタ / 電源ケーブル
よくあるノートPCみたくぶっさいくでなくて良かった……。ACアダプタの大きさは厚めのせっけんぐらいで、ケーブルを巻き取るときに便利なタブもついてる。本体を接続したときに充電を知らせるランプは、ケーブルの接点についてる。コイツが可愛い。
メモリーカードスロット
USBに加えてSDメモリーカードも使えるのもSurfaceの特徴だけど、サイズが micro SD なのがなんとも……。カメラじゃ標準サイズのSDカードを使うわけで、サイズも十分なSurfaceでわざわざ micro にする意味がわかんない。挿入口はキックスタンドの裏側。これはちょっとカッコいい。
で、2週間持ち歩いてみた感じだけど……。
使い込み、汚れてこそのコンピューターの魅力!
きれいな青のタッチカバーだけど、カバンにほおりこんで使ってたら、かなり汚れてきた。表面は布地状なので、なにかにこすれると跡がのこる。マグネシウム合金の本体も、黒だから汚れが目立つ気がする。
だからってカバーが欲しいとかは思わない。タッチカバーに更にカバーをかけて重くするなんて愚の骨頂だし、別に物欲をみたすためだけの美術品をもってるんじゃないんだ。使い込んで、もっとボロボロになってこそ、生活のパートナーとしてのMS製品の魅力がでてくると思う。
画面タッチとキーボード併用はすっごく自然
いちばん効果を発揮したのが、某仕事関係のセミナーに参加したとき。大型セミナーでテーブルのない、椅子だけのスタイルだった。真面目にレポートしないといけなかったので、膝の上に Surface を置いて OneNote でメモを取ったんだが、これがすっごく快適!
当然だけどぜんぜん重くないし、キックスタンド+タッチカバーでノートPCライクに使える。取ったノートの文字にハイライトしたりリスト形式にするのは、画面に触れてさっとできる。キーボードと画面タッチは使いづらいとか言われてたけど、このサイズだとぜんぜんそんなことない! マウスとおなじぐらい自然に使える。
iPadの仮想キーボードでぺちぺち打ってたり、Macbookでカチャカチャやってるひとたちが、旧世紀の人類に見えて来たよ!(歪んだ優越感)
打鍵音のしないキーボードは迷惑をかけない
なにげに良かったのが、音のしないキーボード。タッチキーの打鍵音をOffにすれば、ガチャガチャと音を立てて周りに迷惑をかけることがない(Onでもポコポコという控えめな音)。セミナーのプレゼンや、客先でメモや議事録を取るときの、心理的なプレッシャーがずいぶん減った。Enterキーを ッターン! と押しても大丈夫。
ミスタイプはどんどん減ってきたけど、変換候補の選択は、キーから手を放してタッチでやったほうがラクなぐらい。ま、やっぱり普段使いのPCとは配列に違いがあるから、まだちょっと戸惑う。平面キーボードの欠点としては、セミナーちゅうウトウトすると、画面にffffffffffffffffffffffとか出る率が高いこと。
これ、ほんとビジネス向けにすっごい使えるツールだわ。One Note との組み合わせは素晴らしい。いろんなとこで取材したり、思ったことをすぐにメモに残すような創造系のおしごとにも向いてる。
One Note という Evernote以前に開発されていながら、MSのクラウド戦略に巧くリンクしていなかったせいで影の薄かったツールが、いよいよ本領を発揮してきたと思う。
初代SurfaceRT レビュー: Part1 / Part3 / Surface2 レビュー