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会津若松『會津蔵武』の日本酒

雪の降った会津の東山温泉に宿を取り、タクシーで街場まで出てお邪魔した『會津蔵武』は、会津の日本酒をたっぷり楽しめるお店。こちらも東京でお勧めされて来訪。

お店は堀囲いのカウンターで、マスターのお話しを聞きながら利き酒ができる。マスターと呼んでいいのかどうかわからないけど、立て板に水のごとく流れてくるお酒の知識は、まさにマスター。

食べられる料理も、会津のものや、手作りのお酒に合うものが中心。

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こちらのこづゆは豆麩がなくて、具も少し大ぶりのざくざくとしたもの。きくらげの存在感があって楽しい。上品な味付けなので、お酒の邪魔にならず胃があたたまる。

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にしんの山椒漬。みっしりこりこりとした歯ごたえで少しもパサつきがない。こちらは完全にお酒のアテね。

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いただいたお酒は坂下 曙酒造の『天明』中取り零号、会津美里町(旧高田)白井酒造の『萬代芳』秋あがりの燗、そして南会津 会津酒造の『山の井』黒。お燗は温度計でしっかり図って、温度によって変わる味を見極めてだしてくれます。山の井は冷で飲んだけれど、手で温めるだけで風味がかわるそう。

なお、日本酒は大好きなのだけど、味については一合一会なので(記憶力がないので)詳しいことは申しません。ぜひ飲んでみてください。最初の天明は、お腹がすいていたしスッキリ系がそれほど好きではないので、甘めのものを、とお願いた記憶が……(やっぱりよく覚えていない)。

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クラシックなおでん。これでお腹がふくらむ。

f:id:debabocho:20160102104932j:plain郷土食を食べてきたなか、はっと目覚める肉のおいしさだったのが、この手作り焼売。ぽん酢でいただいた。

会津のお酒の水先案内所的な意味合いもあるこのお店。席数が少ないぶん、おちついて日本酒を楽しむことができる。何度も通って学びたくなるお店でした。また会津を訪れる機会があれば、ぜひ。

會津蔵武 Webサイト

 

ウー・ウェンの小麦粉料理 餃子 春巻 焼売

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