近所のスーパー(ライフ)に行ったら、調味料コーナーにベーコンビッツが置いてあった。見ての通りベーコンのふりかけ。初めて見た。
むかし、アメリカの食に関するドキュメンタリーをいくつか見ていて、それは健康への警鐘云々ではなくアメリカ人のソウルフード(バターたっぷりのパンケーキとか)を見ていくというポジティブなものだったけど、その中のひとつが、ベーコンだった。
そこで「ベーコン好きのアメリカ人が行きついた究極」のひとつとして、ベーコンキャンディとコレが出てきた。ベーコンビッツはベーコンではない。ベーコン味の大豆たんぱくだ。でもこれをかければ、なんでも一瞬にしてベーコンになってしまう。どんだけ好きなんだベーコン。
そんなアメリカの魂みたいな調味料が、たまたまこのスーパーにも流れてきたのかな、と思ったら、これマコーミックブランド、ユウキ食品の純国産品だった。大豆たんぱくも「遺伝子組み換えでない」日本向け。自分が知らないだけで、国内でも結構好まれてるんだろうか、ベーコンビッツ。
で、何をやってるかというと子供みたくベーコンビッツをちまちま手に出しては舐めとって味わっています。そんなにベーコンかあ、これ?
なお、ドキュメンタリーはベーコンがどう作られるかを描いていて、豚の処理場で豚を可能な限りストレスなく殺す設備や無痛処理の電撃棒の解説、それから肉をアブラと赤身に分け、一旦ドロドロにしてからつなぎ合わせる技術なんかを説明してました。おぞましいではなく、ポジティブに、こうやってできてるんだ! という描き方。こういうのもいいと思う。