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Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』最初の9分観た!

せっかく日本で最初にプレビューされたのに、関東圏では 土 浦 でしかやってないという悲惨な状況の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』冒頭9分の映像だけれど、こんなもの深夜『新スタートレック』を明日打ち切りになるのではとヒヤヒヤしながら観てた頃に比べれば、障害のうちに入らない!

なので観てきた。

 

9分でも、もっのすごくスピード感&情報量のあるデキで、この造りは J.J. エイブラムスの定番。以下ストーリーにはふれず、ピンときた部分をチョイス。

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未来っぽさが絶妙

エイブラムス版スター・トレック ワールドは、1作目もそうだったけれど微妙に現代と地続きっぽいんだよね。今回も現代的な絵に22世紀的なガジェットをうまくかぶせてきてる。

環境服(宇宙服)がビミョーに原作リスペクト

これは流出写真でも確認できるけど、ボックス状のデザインがいかにもオリジナルシリーズっぽい。TMPっぽくもある。いや、過去の映像をみると色もカタチも結構違うんだが、なんか雰囲気がそうなんだ。

スポックはしっかりスポックしてます

わずか9分のうちに、スポックがどんな人種かを、定番のセリフをビシビシ決めてキッチリ入れてきてる。

エンタープライズは過去に無い出現方法

これは今までになかったわ。てかこれはちょっと禁じ手だろとも思う。

新スタートレック』の第3シーズン以降、きちんと最新の科学を踏まえた設定で宇宙がつくられてきたんだけど、エイブラムス版はあんまり科学を尊重してないと思う。たとえば前作の“レッド・マター”ってイメージ優先の謎物質とか。今回のガジェットもそのネーミングはねーよ、というモノが。

あれ、これはクリンゴン的ななにか……?

なんか前頭部がビミョーにへんな事になってるように見えるヒトが出てくるのですよ。いや、髪ぜんたいがそうなってたのかもな。気のせいだったかな……?

『エンタープライズ』ではとある遺伝子の影響でクリンゴンが人間化する話があったけど、その逆みたいな事が……? というのはさすがに Wild Guess か。

 

しっかし、これ観せられて来年9月までってな、キッツいなあ……。もっと早く観たい!

 

あ、おまけの『ホビット 思いがけない冒険』は面白かったですよ。いやホントおもしろいからこっちも是非!