買ってしまった……。Microsoft Surface2(マイクロソフト・サーフェス2)。これでSurface 3台目。とりあえずセットアップと操作方法・使用感を動画にてご紹介。
キーボード、マウス、外部モニタを接続して、ライトな「タブレット」がマッシブな「PC」に変わっていくのは、自分やっていても楽しかった。
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初代SurfaceRT レビュー: Part1 / Part2 / Part3
ネットを使い倒す「家のパソコン」として充分なツール
色を渋い銀鼠に変え、5mm薄くなった Surface 2。なにがいちばん違うって、やっぱりマシンパワー。挙動が速い。
前のSurfaceRTは、動画サイトも、Flashバリバリのサイトも、もちろん観られるのが長所だったけど、「あ、やっぱ非力なところはあるよね」と感じていた。Surface 2はこれがなくなり、ストレスフリー。家使いのメインPCとして充分だ。
タブレット = ネットを閲覧・利用するツールと定義するなら、「世にあるWebのサービスを使い倒す」には、皮肉なことにアンドロイドよりもSurfaceのほうがいいんじゃないだろうか?
仕事使いにこそ向いてる
バンドルのMicrosoft Office の挙動も、前のSurface RTと比べて驚く。ストレスなく起動して、シャキシャキ動く。
Officeマクロが使えないのは難点だけど、ビジネスでもサイボウズみたいなWebサービス利用が当たり前の今、Surface 2はむしろ家庭より、自営業やってるひとや、中小オフィスの「パソコン」に向いてると思う。なんせ1台4万円で導入できるしね。
PCとしての使い勝手
そう、やっぱりSurfaceのいいところは、単なる「閲覧端末」じゃなくて「パーソナルコンピューター」として使えるところだと思う。
モダンUIと従来のデスクトップの両立はいかにも中途半端だって言われ続けてきたけど、逆だ。タブレット使いもPC使いもできると、ほんと便利。
ベッドにねっころがりながら動画観たあと、そのまま起き上がってデスクのキーボードにつなげ、こうやってWeblog書いたり、仕事関連の文書を作ったりできる。キーボードを閉じてタブレットカバーにして、そのまま外に持ち出せる。
ほんと、便利なのよ。1台でなんでもできるって。
ホームオフィスが構築できるようになった
Surface2ではWindows8.1RTの機能向上と、画面がHDになったおかげで、2アプリ同時利用が可能になり、外部ディスプレイ接続もスムースになった。おかげで今までSurface Proでしかできなかった、Windowsの機能を最大限つかった仕事環境を、作れるようになった。
動画でやったとおり、キーボードをつなげ、マウスを無線で接続する。外部ディスプレイにデスクトップ画面を映せば、大きな画面でWordやPowerPointを使える。Surface画面でWebや辞書、PDFのような資料を見たり、TwitterやSkypeを常時流しておくこともできる。
20万かけてこんな仕事用のPC環境とやらを作っていたのが、遠い過去のようだ。わずか5年前だったんだけど。
使い始めるためのTips
さて、SurfaceではじめてWindows8端末を使うなら、新しく『マイクロソフト・アカウント』を作っといたほうがいい。ほんと。昔のHotmailの発展形だけど、メールとしてよりIDとしての機能が重要だから。スパムが来るようなあやしいもんじゃないし、SkyDriveやLiveMailの便利さを堪能すべき。
あと、初回&緊急時の本人確認用に『マイクロソフト・アカウント』以外のメールアドレスが必要になる。いまどきプロバイダーのメールアドレスってほとんど使わないし、携帯のキャリアメールあたりでいいのか。携帯電話に音声で送るってオプションもあるけど、親がコレやってパニくってた。これ年寄りにはきついね。
Surface RT と Surface 2 は、Surface Pro と違って、WindowsXPや7で使ってたアプリを個別にインストールすることはできない。『筆まめ』とか。でもま、いらないでしょ? 昔は必須と言われていたウィルスソフトも、Windows Defenderが十分機能してるので、iPadに必要ないのと同じレベルで、必要ない。