YouTubeのゲーム実況などから日本語を習得する幼児・児童がいる、というのはもう聞き慣れた話だ。子どもたち、「はいこんにちは〜! 今日は⚪︎⚪︎をやっていこうと思います!」とかよく言いますからね。 ところが先週末、公園で幼稚園児たちが喋ってる言葉を聞…
冷戦が終わるころ、大国は合意に至った ”核兵器を削減すれば、世界は平和になる” そんな時代は終わった この言葉から始まる本作は、突如発射された正体不明の弾道ミサイルが米国に落着するまでの20分間を、ミサイル防衛基地の一士官から軍事アナリスト、大統…
万博に行ってきた。 毎年夏になると親族の墓参りで来阪するのだけれど、行くのは泉州のほうで大阪北部にはほとんど来ない。万博公園に来たのは8年ぶりだ。当時はここにあるIMAXシアターが国内唯一の次世代レーザー型で、『ダンケルク』を観たのだった。太陽…
映画版に続いてTV版を観たのだが、すごくテンポが良くなっていて関心した。あとシャアの存在が変える戦争表現とか、Vガンダムとの類似など。
">ホワイトハウスを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領と、トランプ大統領、ヴァンス副大統領の会談があまりに強烈だったので、思わずこれを書き残している。ああいう論戦……にも至らない感情的な言葉のまくしたてかたは、ドラマの中でなら楽しめるが、…
ピクサーの長編アニメーション『野生の島のロズ』を観る前に、『野生のロボット』をほめたい。映画を観れば感動も上書きされてしまうだろうから、純粋に小説の良さ、巡り合った感動を書いておく。 この本を知ったのは、一昨年のブックサンタのときだった。子…
ファミコンでドラクエ3を体験した世代だから、最新フォーマットで美麗にリメイクされるというニュースを知ったときはやはり興奮した。その後の経過報道で少々怪しいな……と思えてきたのだけれど、それでもやっぱり期待して予約購入してしまったわけ。 で、い…
個人的に好きとは言えないが語りたくなる映画、ゴジラ-1.0。あれは戦争・戦後を題材にしていながら、実は「戦争と向き合う」というテーマから解放された映画だったと思うのです。
下高井戸駅の数の踏切の前にあるラーメン屋に時々足を運ぶ。行きつけというわけでもないのだが、時々、ふと思い出したように食べに行く。 当初はよくある、「こだわりの鶏だし」だの「追いレモンで味変を楽しめ」だの能書きの多いラーメン屋だったが、パンデ…
『コンクリート・ユートピア』は、ソウルを舞台にしたディザスター映画、より正確には「ディザスター後」を描く映画だ。この映画は、『マッドマックス:怒りのデスロード』の前日譚ではないか? 映画を観ながらそんなことを思っていた。 ディストピアへの道 …
彼らは明るい。『スター・トレック:ストレンンジ・ニュー・ワールド』のプレミアエピソードを観ての第一印象だ。新生エンタープライズの乗組員たち――設定的には、初代『宇宙大作戦』のエンタープライズの前任クルー――は、みな明るく、笑顔を絶やさない。も…
観終わって最初に思い浮かんだのは、意外とコンパクトに収まったな、という妙な腹落ち感だった。『ゴジラ -1.0』はそのタイトルが示唆するように、戦後の荒野を背景として人々を更に徹底的に叩きのめす、深く昏い怪獣映画になるのではなかろうかと、ほんの少…
『PLUTO』の放送がネットフリックスで始まるというニュースを見て、おっと思ったのが、1話約1時間、全8話という構成だった。ケーブル/配信系の海外ドラマでおなじみのミニシリーズ(リミテッドシリーズ)フォーマットじゃん。 思い返してみると、浦沢直樹作…
仕事でBlog書いたり、取引先向けの資料やメールをまとめたりするときにChat GPTを使うことが多くなった。最初は毛嫌いしていたのだけれど、やはり「ラクして仕事したい」という欲には逆らえない。特に英文メールを編集するときには必須だけれど、日本語での…
灼熱地獄と化した2023年日本の夏。7月17日の海の記念日に高尾山に登ってきたが、これが意外と良かった。自分でも驚いた。ちなみにこの日は東京の最高気温36度だった。 高尾山中腹からの光景 意外と涼しい 毎日のように気温が35度を超え「命にかかわる」と報…
固定資産税の時期が過ぎると、怪獣税のシーズンだ。ことしもウルトラマンの新シリーズが始まる。いちど怪獣特撮を好きになってしまった以上、どんなにチープだろうと、どんなに過去作品の再利用が甚だしかろうと、観て買ってカネを落とさねばならんのだ。 し…
スタンダードな三幕構成で、きっちりオチのある楽しい作品が観たい! 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』はそんな期待に見事に応えてくれた。なにしろ幕構成がカッチリ嵌ってるだけじゃない。第二幕の終わりで、主人公クリス・パインが映画のテーマを、長尺とって…
市販で4千円台で売ってる防災リュックセット、これをコーナンの1000円リュックとダイソーグッズだけで再現すると、高くなるのか安くなるのか、という話。
フォトグラファーの友人が遭遇した、ファインダーを覗かないプロのフォトグラファー。デジタルネイティブのプロの誕生か、それとも単に仕事を分かっていない人間なのか?
富野由悠季の90年代の小説を映像化した機動戦士ガンダム:閃光のハサウェイは、ウディ・アレンのロマンティック・コメディを思い出させる恋愛映画だった。男目線での”女”を通じたニュータイプの再解釈と、ロボットアニメで再現される、こっぱずかしいあの感…
クロエ・グレース・モレッツ主演のAmazon製作TVシリーズ『ペリフェラル』で、彼女はどんな演技を求められたのか? 彼女の子役としてのキャリアを振り返りつつ、彼女の立ち位置を考える。
半世紀も前から、富野由悠季はロボットアニメを作り続けてきている。10年と間を置かず、何かしら自分の作品を創造し、演出を続けている。手を変え品を変え、所詮アニメ、所詮ロボットと自嘲しながらも、その時々の思想を込めて、その時々でできる技法を盛り…
アップル嫌いの自分が我を殺してでもApple TV+に契約せざるを得なかったのはマイケル・ムーアのドラマ『フォー・オール・マンカインド』のおかげだけれど、それを上回るネームバリューで始まったのが、21年秋の『ファウンデーション』だった。言わずと知れた…
朝からジャンクな味が欲しくて何気なく入った三軒茶屋のタコス店、ロス・タコス・アスーレス。しかし出てきたのはジャンクとは程遠い、美しいタコスだった。朝からこれを食べるのは楽しい。
夜、いくぶんか涼しくなった東京で自転車を走らせていたら、突然に今朝見た夢を思い出した。ずいぶん前に亡くなった人との夢だった。 夢の中で、彼女は私と一緒に仕事をしていた。20~30代の頃働いていた大きなオフィスのような環境でだった。比較的女性の多…
ロボコップの劇中劇、というか劇中ニュース番組である『メディアブレイク』が、いまも大好きだ。 それは虚無と皮肉と俗悪な犬儒で彩られたロボコップの、煮凝りのような報道パロディだった。レーザー衛星で誤射される元大統領とかアマゾンの原発事故とか、当…
いや傑作だったと思いたいのよ。しかし、しかし! あの最終回である。あれを、作品としてどう消化すべきか。なんというか、『Gのレコンギスタ』のTVシリーズ最終回に似た隔靴掻痒の感がある。あと5分でも、あの状況を腑に落とすための台詞に充てる尺があれば…
4月のあたまの休日。昼から銀座で外せない用事があったので、ちょっと無理して銀座ピカデリーで『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(ドルビーシネマ版)』を観てきた。久々の銀座はまるで別の街だった。地下街はリノベーションが完了し、マリオン周辺も再開発…
久々に入った映画館で「観劇後の感想がトリビアや謎解きだらけになるのなら、それは物語映画としては失敗じゃないかなあ」なんて不遜なことを考えながら『テネット』を観ていたのだけど、ラスト、ロバート・パティンソンが語るシーンで、隣の席からすすり泣…
Twitterを使った『フォー・オール・マンカインド』シーズン1、おおよそ140文字全話エピソード・ガイド&感想(全10話)。 あらすじ 1969年。すべてが変わった。ソビエト連邦が人類初の月面有人探査を果たし、NASAとアメリカ合衆国の宇宙開発は更なる開発と競…