休日、久々に練馬を散策したので、豊玉の蕎麦『ふる井』で昼から蕎麦飲み。
駅から遠く、自動車で来るようなお店でもなく。小さくとても良質で、近所の人が続々と集まる、たいへん良いお店。
お昼のセットメニューはよいものがそろっているけど、夜メニューも頼める。日本酒も。季節のお料理をおつまみに、お酒をいただく。
わさび菜の和え物。
たけのこ焼き。
日本酒は『伯楽星 純米吟醸 おりがらみ』に、勢いがついてメニュー外の『越乃景虎 にごり生』。前者はフルーティでまろやか、後者はなめらかな舌触りで、柔らかだけど後味にぴりっと残る。おいしい。
そして天ぷら。すごい盛りだ。季節ものだから、ゼンマイやコチも入ってる。コチは夏の魚だと聞くこともあるけど、春の花の咲き始める頃がおいしいとかなんとか。
あまりの食いでに、肝心の蕎麦の写真を忘れてしまった。細打ちですっきり。天ぷらも衣が軽く油っこいわけではないので、ちょうどいいバランス。
たらたらと歩いて、徳田の立派な早咲き桜を見て、哲学堂の水道タンクまで足を延ばす。
以前世田谷の砧から桜上水のあたりを真っすぐ貫いている道を歩いていて、正面にこの配水塔が見えたときは、はっとなった。この道は荒玉水道道路。なるほど繋がっていたわけだ。
休日練馬から中野に向かう道は、車も人もほとんど通らず、空は広く、実に散策向き。