farsite / 圏外日誌

Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

1999-01-01から1年間の記事一覧

『アリー my Love』 海外ドラマレビュー - キュートなだけじゃない!

ディヴィッド・E・ケリーは、『ピケットフェンス』『シカゴホープ』の原作者/脚本家である。『ピケットフェンス』なんて知らないし、『シカゴホープ』ってあの『ER』のパクリのヤツでしょ? なんて思ったら、バカヤロウッ、どこに目ェつけてんだっ! いや、…

『フェリシティの青春』 海外ドラマレビュー - やわらかなクオリティ

アメリカ1998年シーズンのドラマで最も注目された作品、『フェリシティ』(邦題:フェリシティの青春)。今となっては少々下火になった『パーティ・オブ・ファイブ』以来の、ハイクオリティ青春ドラマだ。日本には近年稀に見る早さ(アメリカ放送開始から半…

『人類、月に立つ』 海外ドラマレビュー - 人類最大の冒険

映画『アポロ13』で主演し、今や時代を代表する俳優となったトム・ハンクス。いくつかの映画の制作側にも立ってきた彼だが、彼の製作者としての最大の業績は映画ではない。テレビだ。フロム ジ アース トゥ ザ ムーン(邦題: 人類、月に立つ)は、彼の総指揮…

テレビと愛国心の暗黒面

朝。シャワーブースのカーテンを開けると、キリギリスが死んでいた。ああ。秋になってきたんだなあ。でもあなた、どうしてこんなところで。 めったに観ないTV1の『ホルムズ』というニュース・ショー。たまたま観たきょう、番組が取り上げるのは「ヨーロッパ…

1ドル30セント

ペンとノートを買おうと、本屋の文具コーナーへ。1ドル30セントの水性ボールペンのコーナー(日本のパイロットのやつ)で、ヒッピー風の中年相手にバイトらしい高校生風のが熱心に商品の解説をしている。青白いニキビ面に妙に伸びたもみ上げ。そのあまりの熱…

ディヴィッド・ケリーの日

TV2の20:30から、『アリー・マクビール』の第2シーズンが開始。今回もオープニングから笑わせていただきました。この作品の「笑い」のシーンは、ドラマでも、シチュエーションコメディでもない、なんつうか、日本のマンガをうまーく映像化するとこうなるんじ…

サイト更新

後注:当時のサイトについての記述です。 『ベータ回廊』拡張計画、アップデートを開始しました。やると言ってすでに半月、出来たのはとりあえず今まで書いた海外ドラマ作品の補強データを加えた程度です。これからほかの作品の基本データをコンスタントに追…