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Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

ジャンル:恋愛

セルフリッジ 英国百貨店 シーズン2 - 海外ドラマ全話レビュー

Twitterを使った、英国ドラマ『セルフリッジ 英国百貨店』(原題: Mr. Selfridge)おおよそ140文字エピソードガイド&感想、シーズン2(全10話)。 あらすじ 第一次大戦の始まる1914年、ロンドン。開業から5年を迎えたセルフリッジ百貨店は順調に業績を伸ば…

『サード・パーソン』映画レビュー - 反芻感動映画

映画『クラッシュ』や『L.A.ロー』の脚本、早すぎた傑作TVシリーズ『EZストリーツ』で有名な(でもないか)ポール・ハギスのつくる、三組の男女の見せる人間模様の映画。人の心を抉り出す描写を期待していて、確かに堪能したんだけれど……この構成はズルい! …

マンハッタンに恋をして~キャリーの日記~ 第1シーズン:海外ドラマレビュー

1990年代末~2000年代初頭の傑作シリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公、キャリー・ブラッドショーが1980年代に過ごした高校生活を、2010年代半ばの今になって描くという『ニューヨークに恋をして ~キャリーの日記~』。どんな奇策で来るのかと…

『レ・ミゼラブル』映画感想 - アン・ハサウェイとヒュー・ジャックマンの凄まじい顔芸

アン・ハサウェイが出てるから観に行った『レ・ミゼラブル』だけど、ド迫力の顔面アップの連続で、2時間40分の長さも忘れる怒涛の展開だった。 顔を撮れ! とにかく顔。顔が命。アン・ハサウェイのたれ目がうるんで、くちびるが震え、娼婦に身をやつす境遇の…

映画『拝啓、愛してます』 暴力的なまでの泣かせ映画

最近は大作ばかり観てたので、たまには単館系をと思ってシネスイッチに足を運んだのだけれど、『拝啓、愛してます』……恐ろしい映画を観てしまった。観終わって泣きすぎでホントに胸が痛くなってしまった。 涙腺破壊兵器の恐ろしい威力 原題は ″クデルル サラ…

海外ドラマ: アグリー・ベティ シーズン2 最終回『明日へのジャンプ』

やっぱりこの絵づくりは凄い! 実は久々に観たこのエピソード、屋外で野球のシーンがあるんだが、芝生の緑や空の青、遠景の金色に照りかえる超高層ビルの質感が、まるでおとぎ話の絵のように輝き美しい。どうやって撮ってるんだろ? そういうフィルターがあ…

『アリー my Love』 海外ドラマレビュー - キュートなだけじゃない!

ディヴィッド・E・ケリーは、『ピケットフェンス』『シカゴホープ』の原作者/脚本家である。『ピケットフェンス』なんて知らないし、『シカゴホープ』ってあの『ER』のパクリのヤツでしょ? なんて思ったら、バカヤロウッ、どこに目ェつけてんだっ! いや、…

『フェリシティの青春』 海外ドラマレビュー - やわらかなクオリティ

アメリカ1998年シーズンのドラマで最も注目された作品、『フェリシティ』(邦題:フェリシティの青春)。今となっては少々下火になった『パーティ・オブ・ファイブ』以来の、ハイクオリティ青春ドラマだ。日本には近年稀に見る早さ(アメリカ放送開始から半…