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farsite / 圏外日誌

Gaaoline's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

静岡空港に向かうその日に地震に遭う

海外日誌

昼の便に乗るため静岡空港に来ている。

南方洋上を通過中の台風も、ここ50年で最大だったろう地震も、まーったく何の影響もなく、静岡空港は平常営業なのだった。空は晴れている。空港への北側の山道もどこも何の被害もなかった。なにしろ道に街灯も無いんだから停電になったとしても影響しようがない。

ちなみに空港はまさに報道されてる牧之原の台地の上にあるんだが、被害があったのは台地の南側、海辺の地盤が弛いところなんだろう。報道では市全域が断水らしいが、空港は水も来ている。同じ地域で東名は大崩落、空港は見物客できょうも繁盛だ。食堂の名物静岡ラーメン(サザエのつぼ焼き入り。不味い)に行列が!

中程度の地震というのも、逆に困ったものなんだな。マトモな被害を受けたところが限定的すぎて、テレビから見える光景との差に戸惑ってしまう。全域断水といっても、ああ昔はたまにあったよねえ、とかそういう感じ。ブロック塀が倒れた家は、鉄筋が入ってなかった。あれ法令違反じゃないの?

ただ、30年間「東海地震がくるぞ!」と脅かされてきた県民としては、けっこうその準備対策が役立ってたところもあったのかな、と思う。震度の割に人的被害、とくに老人の被害が少ないのは、建物や家具にかなりの対策が取られていたからかもしれない。戸棚を壁に固定なんか、世代によっては半ば常識になってたりするし。発生時のテレビ局内の映像で、条件反射的に机の下に入ってるひとがいて微笑ましくなってしまった。そういう教育を受けた世代なのだ。

そして、よい予行演習になった。本番の震度7東海地震も、こうやって来るんだろうなと感じた。そして、潰れるものは潰れるんだろう。焼津の人なんか、前から言ってた“覚悟”が、ますますできたんじゃなかろうか。

そんなわけでちょびっと出かけてきます。