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Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

昨今のジャンクフード事情

マクドナルドの『ビッグアメリカ』バーガーがえらい人気だけれど、食の米国化に警鐘を鳴らす人は今こそじゃんじゃん鳴らさにゃならんよ。ダイレクトにアメリカがやってきたんだから。朝のスーパーカロリーメニュー、マックグリドルはいつのまにやらすっかり定着し、続いてやってきたクォーターパウンダーがいまいち売れないとなったからコレだ。日本人がうるさい味でいろいろ手を凝らしてるけど、要は世界で売れてる113グラムパテの規格を日本でも普及させる戦略。味より満腹感で顧客の満足度を上げ、リピーターを増やすのだ。太るよ、日本人。

といいつつテキサスバーガーは2度食べた。マックグリドルなんか土日のあさ自転車で出かけるときはついつい立ち寄ってたべたくなっちゃう。ほら、もう脳が犯されてる。

あとにわかに増えたハンバーグの『ビッグボーイ』。こないだ急にハンバーグが食べたくなって入ったが、あの大俵ハンバーグってのはほとんどタルタルステーキだな。プレートが熱くなってるわけでもなく、備え付けのペレット(小型の熱い石)に一口ずつ乗っけて焼けという。なるほど、ヒーティングツールを小型にすればコストは下がるし、肉も焼かないですむから調理も手間要らずで回転も速くなる。でもやっぱコレ、衛生面でコケるんじゃないかと不安に思ってしまう。やたら幼児が多いのも事故りそうで怖い(子連れ向けの店なんだから当たり前なんだが)。

食べ終わって、やっぱ静岡の『炭焼きレストランさわやか』は偉大だと思った。あれこそファミレスの枠を超えたハンバーグの店だ。