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Gaao Line's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

食い意地日誌:海の虹に牡蠣が躍る!編 - 六本木オイスターバー オストレア

昨日のこと。風邪も完治せず耳の後ろの扁桃腺が痛いのなんの。モノ考えたくないってときに牡蠣を食べよう! と誘われたら、行くしかないじゃないか。金曜の夜だし。

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そんなわけで六本木に。行きしな牡蠣屋のオストレアに電話すると1時間ぐらい待つって話だったんで、茶でも飲んで時間をつぶすかと向かい側の六本木ヒルズに入ってたジャーマン・バーへ。バナナ風味のビールが白だけじゃなくて黒もあるんですよ! みたいなことだったんでちんたら飲んでいい気分に。確かにバナナだ。

ほどなく時間になったんで店に行ってみるがまだ空いてない。まあ金曜の夜だしな。外に出されたクロスを敷いたローテーブルに腰かけて待つが、そこで始めちゃっていいですよなんて言うもんだから、泡の出るワインと6ピース盛りで食べ始める。つるつる行く。牡蠣は言葉を奪う。皿は2分でなくなる。この時点で財布のことを考えるのはあきらめる。

その場で12ピースほど食べたか、路面に接してるんで、通りかかった六本木の雑多な人種の人々がこちらを見て、次々と店に入っては断られていく。ゴメンね。1時間ほどたって中に入ると、ちょうど3人目もそろった。牡蠣も牡蠣以外もいろいろ頼んでひとり1万2千円。牡蠣は旬とおぼしきオーストラリア産より、むしろ広島が牡蠣らしくてうまかった。なめらかでコクがあっておいしかったのは“牡蠣えもん”だか“かき小町”だか、日本のブランド牡蠣(どっちか忘れた)。面白かったのがワインジュレと牡蠣をミックスしたシューター。つるんと飲むとさわやかで旨い!

その後ミッドタウンのオランジェに移り、2時過ぎまでうだうだ飲んで久々にぜいたくな週末を満喫した。タクシーで帰るんだが、混雑する新宿近辺は避けたいんで渋谷の裏から山手通りでとお願いしたら運転士さんにお客さん甘いっすよとたしなめられ、代々木方面から入った。結果オーライ。ちょうどそのころ、渋谷の山手トンネルで標識が落下する事故があったそうで……。