読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

farsite / 圏外日誌

Gaaoline's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

『沈黙 -サイレンス- 』 キリスト教の映画としてではなく。

原作を読んだ記憶はあるものの、ぼんやりとしか覚えていない『沈黙』。映画版を観る前に再読しようと思っていたけれど、その前の下敷きとしてWebで勧められていた講談社選書『潜伏キリシタン 江戸時代の禁教政策と民衆』を読み始めるとこれが存外に面白く、…

この世界の片隅に - 泣けなかったぶん、何かを得たというはなし

泣けなかったのだ。映画が悪いんじゃない。たまたま自分のメンタルが凄まじく低調で、感情が希薄になるレベルにまで落ちていたのだ。まあそれが持ち直してきたのでこれを書いてるんだけど、その時は映画を最後まで冷静に観て、なぜこの映画は人を感動させる…

セルフリッジ 英国百貨店 シーズン2感想 - 声優 唐沢潤の演技ときたら!

前世紀初頭のイギリスを舞台にした群像史劇『セルフリッジ 英国百貨店』。吹き替えで追っかけていたけど、この作品の華といえばなんといってもレディ・メイを演じる唐沢潤の演技! これにつきると思う。 男性であるセルフリッジさんを主役にしつつも、一貫し…

セルフリッジ 英国百貨店 シーズン2 - 海外ドラマ全話レビュー

Twitterを使った、英国ドラマ『セルフリッジ 英国百貨店』(原題: Mr. Selfridge)おおよそ140文字エピソードガイド&感想、シーズン2(全10話)。 あらすじ 第一次大戦の始まる1914年、ロンドン。開業から5年を迎えたセルフリッジ百貨店は順調に業績を伸ば…

セルフリッジ 英国百貨店 シーズン1: 海外ドラマ全話レビュー

Twitterを使った、英国ドラマ『セルフリッジ 英国百貨店』(原題: Mr. Selfridge)おおよそ140文字エピソードガイド&感想、シーズン1(全10話)。 あらすじ 1909年のロンドン。米国から移住してきた実業家ハリー・ゴードン・セルフリッジは、その中心部ウェ…

『パークランド - ケネディ暗殺、真実の4日間』映画感想

ケネディ暗殺を描いた映画の中でも、本作はよくある陰謀論から一歩引いて、『ER』のように事件のパニック的な状況に関わる“普通の人々”を描いた群像劇だ。硬派でいい映画なのに、もうひとつ足りないのは、(ない物ねだりだと判っていても)ユーモアなんだと思…

『それでも夜は明ける』映画感想: 美しい絵、醜悪な現実

ド直球に社会問題を描く映画はテーマ性が先だってしまいバランスが悪かったりするよなあ……と薄っぺらい皮肉を考えながら観に行ったらごめんなさい。飛び込んでくるのは絵の美しさ、編集の巧みさ。そして、絵に込められた様々な比喩の説得力。上手い。すごく…

『人類、月に立つ』 海外ドラマレビュー - 人類最大の冒険

映画『アポロ13』で主演し、今や時代を代表する俳優となったトム・ハンクス。いくつかの映画の制作側にも立ってきた彼だが、彼の製作者としての最大の業績は映画ではない。テレビだ。フロム ジ アース トゥ ザ ムーン(邦題: 人類、月に立つ)は、彼の総指揮…