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Gaaoline's Web Journal: Writing about US/UK TVs, cinemas, and foods I love.

変身

丸の内線、ジュンク堂書店の車内広告『この秋に読んでおきたい、この一冊!』が、よく見ると「パワースポット」だの「ネトゲ廃人」だの「脳にいいこと」だの社長の書いたビジネス書だの、駄目っぽいキーワードが満載でけっこうアレなんだが、そんな中でも強烈にSFチックなものがある。『スイッチ・オンの生き方』だ。

どっかの名誉教授が書いたらしいが、惹き句が凄い。「遺伝子が目覚めれば、人生が変わる」「遺伝子にはとにかく凄い量の情報が詰まってる」「天才と普通の人は、遺伝子レベルでは99.5%同じ」ときて、「眠っている0.5%の遺伝子をどうやってオンにするのか」このアクロバティックなロジック!

0.5%になんの根拠があるのかわからんが(読めばわかるか)、とにかくその遺伝子0.5%を修行か技術か魔術かなんかで“オン”にすると、普通人が天才になれるわけだ。間違えて容姿もアインシュタインそっくりになったり、天才でなく別の普通人になっちゃったりする可能性はないのか。ドキドキする。

問題は0.5%という数字だ。修行によっては、0.6%まで“オン”にできるかもしれん。いや、もっと上を狙えるかも……。

ヒトとチンパンジーの遺伝子は、98.8%同じだという。1.2%の遺伝子を“オン”にする技を学んだとき、ヒトは、チンパンジーに進化する。