Twitterを使った『X-ファイル(X-Files)』おおよそ140文字エピソードガイド&感想、第10シーズン。
あらすじ
Xファイル課の捜査が終了し、モルダーとスカリーがFBIを去ってから10年以上が経った。医師を続けていたスカリー、そして隠遁生活中のモルダーは、突如元上司のスキナー副長官から呼び出される。彼が引き合わせたのはタッド・オマリー。ネット番組の人気キャスターにして、右派の陰謀論者である彼が明らかにしたのは、異星人の技術を用いた政府の極秘計画が、いまだ続いていたという事実だった。モルダーとスカリーは、FBIに復職し、再びXファイル課の捜査官として捜査を始めることを決意する……。
レビューリンク
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エピソード・レビュー
10-1『闘争 Part 1』
陰謀説を語るジャーナリストに呼ばれたモルダーとスカリー。彼の語る「人間の陰謀」は真実か? これまでの流れを踏まえた陰謀説だが、コロっと信じるモルダーに閉口。まあそれもX-ファイルらしくて微笑ましいが。脚本はとっちらかっていて見応えに欠ける。★★★
10-2『異変』
遺伝子実験で特殊能力を得た子供たちの悲哀の物語。そこにモルダー&スカリーの間にいたかもしれない子供の幻想を重ね合わせる。過去9年間の設定をきちんと踏まえた描写は重層的な感動を呼び起こすが、一見様お断り的な印象も。子供の特殊メイクは出色の出来。★★★★
10-3『トカゲ男の憂鬱』
モルダー&スカリー、トカゲ男と出会うの巻。剛速球でバカネタに振ってきた! がっつり練られたコメディ脚本で爆笑の連続。「トカゲ男と思いきや男トカゲ」という捻りも利いていて、最後に神秘と哀愁が滲み出る。全盛期のX-ファイルが戻ってきた!★★★★★
10-4『バンドエイド・ノーズ・マン』
体を引きちぎって殺す凶悪殺人の捜査のなか、スカリーの母親が昏睡状態に……。敵怪人のインパクトはあるのだが、肝心の2つのシナリオは全く同期せず、どちらも中途半端な印象で終わる。モルダーは以前殺人トゥルパと戦ったのを忘れたのか?★★
10-5『バベル』
イスラム狂信者の自爆テロという強烈なシーンから始まる物語だが、なんと終始コメディタッチ。重いテーマを敢えて明るくポジティブに表現したとも言え、ラストシーンの会話と映像はまさにそれ。モルダーの幻覚は最高だが超常現象と謎解きの中身のなさは困りもの。★★★★
10-6『闘争 Part2』
予防接種による遺伝子操作の陰謀が、遂に結実の時を迎える! スケールの大きなパニックが描かれるのはシリーズ初。設定も巧く回収されてる。物語の導入は乱暴で腹落ちしない部分も多いが、その分サスペンスは盛り上がり楽しめた。なんと「次回に続く」!★★★★
まとめ
総ポイント数
22 / 30
平均
3.67
感想
追記します。
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